スタッツで選んだベストCB、S (2018年)

スタッツで選んだベストCB、S (2018年)

スタッツで選んだベストCB、Sの記事となります。

 

この記事ではCBSについてのみになっています。また、2018年の成績のみで選んでいます。

CBはマンとゾーンで分けています(例えば、マンのランキングであればゾーンカバーの成績は考慮せず、マンカバーの成績のみで決定しています。)。

 

 

マンカバー CB

リーバイ・ウォレス Levi Wallace (BUF)

Photo by: https://www.profootballfocus.com/news/pro-bills-levi-wallace-has-played-above-expectation-in-his-first-four-games-in-the-nfl

0.37Yards/Coverage snap(←リーグ1位) 6/14(43%) 54Yard 0INT 1TD(マンカバーのみの成績)
PFFのCoverage Gradeは85(←CBリーグ5位)

正直載せるか迷いました。というのも、彼はルーキーで知っている方は少ないと思うのですが、先発になったのはWeek10からでシーズンの約半分しか出場していません。
しかし、成績がかなり良いので選びました。0.37 Yards / Coverage snapは圧倒的ですね。来シーズンは開幕からスタータだと思うので、1年目のこの活躍が本物か楽しみです。スピードがない(40ヤード4.63)のと線が細いのですが他チームがどう攻略するかです。

ステファン・ギルモア Stephon Gilmore (NE)

Photo by: https://www.nbcsports.com/boston/patriots/watch-bill-belichicks-reaction-stephon-gilmores-super-bowl-interception

0.51Yards/Coverage snap(←リーグ4位) 21/57(37%) 224Yard 0INT 4TD(マンカバーのみの成績)
PFFのCoverage Gradeは91(←CBリーグ1位)

約半分ほどの試合で相手エースWRをカバーし続けこの成績は素晴らしいです。CB バトラーが移籍し見事にチームのエースCBとしての仕事を果たしました。期待以上の出来でした。
スピードもサイズもあるので、どんなレシーバーもカバーできるのがいいですね。

ゾーンカバー CB

マーロン・ハンフリー Marlon Humphrey (BAL)

Photo by: https://russellstreetreport.com/2018/12/17/filmstudy/humphrey-finishes-bucs/

QB Rating31.7(←リーグ2位) 13/29(45%) 145Yard 2INT 0TD(ゾーンカバーのみの成績)
PFFのCoverage Gradeは82(←CBリーグ9位)

今年のBALの鉄壁守備を支えた一人ですね。彼はゾーンカバーだけでなくマンカバーでもいい成績を残しています。

パトリック・ピーターソン Patrick Peterson (ARI)

Photo by: JOE CAMPOREALE/USA TODAY SPORTS

QB Rating33.2(←リーグ3位) 16/35(46%) 242Yard 3INT 0TD(ゾーンカバーのみの成績)
PFFのCoverage Gradeは84(←CBリーグ7位)

今年2018年は新HC就任に伴いスキームが大きく変わりました(マンメインからゾーンメインに)が、それでも好成績を残しました。個人的に驚きだったのは、ゾーンでもこれだけのリーグトップクラスの成績を残せたということです(もともとマンカバーはかなり良いです。)。

FS

エディー・ジャクソン Eddie Jackson (CHI)

Photo by: https://www.nbcsports.com/chicago/bears/bears-plan-improve-their-nfl-leading-defense-pagano-mack-fuller-hicks-jackson-floyd

QB Rating59.6 0.47Yards/Coverage snap 21/41(51%) 295Yard 6INT 3TD 51Tkl 2TFL 1Sck
PFFのGradeは93.2(←Sリーグ1位)

DPOY候補にもなるほどの素晴らしい活躍でした。後ろでゾーンで守らせば今リーグ1ではないでしょうか。それほど読みが良く守備範囲が広いです。確かPFFのCoverage Grade 95は歴代トップだったような気がします。

アンソニー・ハリス Anthony Harris (MIN)

Photo by: Hannah Foslien/Getty Images

QB Rating54.2 0.19Yards/Coverage snap 6/12(50%) 64Yard 3INT 1TD 46Tkl 0TFL 0Sck
PFFのGradeは89(←Sリーグ3位)

MINの先発FS センデホのケガによりWeek6から出番が増え、シーズン終了時にはスターターになっていました。もともとパスカバーはそこそこいい選手でしたが、タックルに課題がある選手でした。0.19Yards/Coverage snapから分かるように全くと言っていいほどパスを許していません

SS

ジャマール・アダムス Jamal Adams (NYJ)

Photo by: Mike Stobe/Getty Images

QB Rating74.8 0.46Yards/Coverage snap 22/46(48%) 283Yard 1INT 0TD 115Tkl 9TFL 3.5Sck
PFFのGradeは90(←Sリーグ2位)

ボックスSでありながら後ろもこなせるというSSです。さらには、エッジもこなせ、パスラッシュからランD、マンカバー、ゾーンカバー何でもできます。まさに現代SSの理想形です。

ダーウィン・ジェームズ Derwin James (LAC)

Photo by: Lori Shepler/UPI

QB Rating63.5 0.46Yards/Coverage snap 31/48(65%) 308Yard 3INT 1TD 105Tkl 4TFL 3.5Sck
PFFのGradeは88(←Sリーグ5位)

ルーキーでこの成績は桁違いですね。彼はジャマール・アダムスとプレースタイルが似ています。ジェームズの場合、サイズがあるので大型TEにも対応できるのが良いですね。
2人のポジションごとのアライメントは次のようになっています。

このようにまさにどこでもプレーできる選手です。

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