Cover 1のバリエーション・用語まとめ

Cover 1のバリエーション・用語まとめ

Cover 1のバリエーション・用語についての記事になります。

Cover1(カバー1)に関する記事は日本語でもたくさんあるので、基本的なことについては割愛して、Cover 1の派生形としてどんなバリエーションがあるのかについてと、現地でよく使われる用語についてまとめます。

 

そもそも、パスカバーの分類に関しては下記記事をご覧ください。

パスカバーの分類(マンカバー、ゾーンカバー、マッチカバー)

 

Cover 1のバリエーション

Photo by: https://drive.google.com/drive/folders/11VaXcLdCNpyhbiyrKKxwGVb0C8Uhqb7Y

Cover 1では、レシーバー5人をマンカバーするディフェンス5人と、ワンハイFSの1人、ラッシュする4人を除く残り2人がどんな役割をこなすかでバリエーションがあります

 

Cover 1の用語

他のパスカバーでも使われますが、Cover 1でよく使われる用語をまとめます。

Robber、Thief、Hole、Rat

underneathをゾーンカバーするフリーマンの役割で、誰がどこをカバーするかで呼び名が変わります。

 

Robber、Thief:
underneath(の中でもpost, cross等の深め)をゾーンカバー。Sが担当することが多く、Strong Safetyが担当する場合をRobber、Weak Safetyが担当する場合をTheifと呼びます。
Thiefは3rd&4辺りのシチュエーションでよく使われます。そのシチュエーションでは、strong sideのレシーバーが短いcross系のルートでweak sideに流れながら1st downを狙うことが多いので、それをWeak Safetyがカバーします。

 

Hole:
underneath(特にslant, shallow等浅いエリア)をゾーンカバー。LBが担当することが多いです。

 

Rat:
スクリメージにセットした選手が下がりながらunderneathのholeのゾーンカバーに入ること

 

Funnel、Lurk

Banjo conceptのことです。2人のディフェンダーがRBのリリースの方向に応じてM/MとHoleのゾーンカバーを切り替えます。
FunnelととLurkはほぼ同じ意味合いで、FunnelがSaban用語です。

 

Dog

LBのブリッツです。

 

Storm

SSのブリッツです。

 

Stalk

Spyのアグレッシブverです。Stalking LBはホールが空いたらQBにラッシュします。

 

Green Dog

RBやTEがパスプロに参加した場合、そのレシーバーをM/Mするディフェンダーはラッシュします。

 

Double #○、Bracket #○、Vise #○

#○のレシーバーをダブルチームすることで、どうダブルチームするかによって呼び名が変わります。
Doubleはダブルチーム、Bracketはinとoutからダブルチーム、Viseは奥と手前でダブルチームします。

 

 

 

 

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