2022年シーズンのスタッツをまとめた記事になります。
今年2022年シーズンもレギュラーシーズンが終わったので、CBのスタッツをまとめています。基本的には、Pro Football Referenceのスタッツをまとめたランキングになります。
主に、①QB Rating、②INT / Coverage Snapを見ています。
スタッツは下のエクセルファイルにまとめています。
CBはこちらから
①QB Rating
これはおなじみのスタッツですが、パスを投げられた時のRatingでパスを投げられた時のみ評価しています。
先ほどのYards / Coverage Snapと異なり、TDやINTは重み付けされているので、それらのスタッツに大きく引っ張られます。また、パスターゲットが多い少ないは全く影響していません。純粋に“パスを投げられた時の”評価です。
1位:Jordan Poyer(BUF)
Photo by Lon Horwedel-USA TODAY Sports
ベテランの域に入り始めたリーグトップクラスのSです。
2022年シーズンは、相方のHydeが欠場しましたが、孤軍奮闘しました。Sに最も必要なビッグプレイ能力を兼ね備え、パスシチュエーション、ランシチュエーション問わず欠点もないSです。
2位:Tashaun Gipson(SF)
Photo by: https://www.sfchronicle.com/sports/49ers/article/49ers-Gipson-having-the-time-of-his-life-after-17599770.php
2022年シーズンからSFに移籍したFSです。
最後尾のプレーヤーとして、安定したパスカバーを持ち合わせています。
3位:Ryan Neal(SEA)
Photo by: https://seahawkswire.usatoday.com/2022/10/27/seahawks-ryan-neal-sick-as-hell-for-career-best-game/
2022年シーズン大活躍した大型SSです。
今年、初めて50%以上のスナップに出場し、見事先発の座を勝ち取りました。サイズとスピードが持ち味の選手です。
4位:Vonn Bell(CIN)
Photo by Joseph Maiorana-USA TODAY Sports
ボックスSです。
昨年まではボックスなどでどちらかと言えばランシチュエーションで活躍するタイプのSでしたが、2022年はパスカバーでも素晴らしい成績を残しました。
5位:Eddie Jackson(CHI)
Photo by Chris Unger/Getty Images
2018年シーズンの大活躍を思い出させるような、個人としてはいいシーズンでした。
2018年は比較的後ろで使われ、その後前で使われたり色々ありましたが、この人はやはり後ろで使いたい選手ですね。広い守備範囲と、読みを活かしたレシーバーの前へ入ってのINTは素晴らしいです。
②INT / Coverage Snap
これはボールホーク能力の高さを示します。単純にINTで評価してもいいのですが、INTは絶対数なので単純にプレイ回数が多い選手の方が数字が伸びるので、同様に評価するために先ほど出てきたCoverage Snapで除しています。
INT / Coverage Snapは0.007あたりを超えてくるとINTを奪える良いCBです。普通に計算したら値が小さくて分かりづらいので、私は100 Coverage Snap辺りで計算しています(それだと目安は0.7)
1位:C.J. Gardner-Johnson(PHI)
Photo by MITCHELL LEFF/GETTY
NBからSS、FSまでどこでもこなせるVersatile性が持ち味の選手です。
2022年は、12試合の出場で6INTと高いビッグプレイ能力を発揮しました。ダントツのINT率でした。
2位:Justin Simmons(DEN)
Photo by AP Photo/Justin Edmonds
リーグトップクラスのSです。
ビッグプレイ能力、高いランサポート能力、マンカバー能力など複数能力がリーグトップです。その中でも、INTを奪う力は別格で、通算103試合出場して27INTと毎年安定してINTを稼ぎます。
こちらの記事でも紹介しています。
Justin Simmonsの特徴・プレイスタイル
3位:Marcus Williams(BAL)
Photo by: https://www.espn.com/nfl/story/_/id/34769735/ravens-place-safety-marcus-williams-wrist-ir
パスカバーに秀でたFSです。
2022年からBALに移籍し、新天地でもNOのときのような守備範囲の広さを見せつけました。シングルハイ、ツーハイとして広い守備範囲、高いビッグプレイ能力を持つリーグトップクラスのSです。
4位:Minkah Fitzpatrick(PIT)
Photo by Getty Images North America
こちらもリーグトップクラスのFSです。
彼は、ゾーンカバー、マンカバー、ランサポートと何でも出来るタイプのSです。それに加え、INTも奪えるという欠点のないFSです。
過去5年で3度のAll-Proに選ばれています。
5位:Jimmie Ward(SF)
Photo by: https://www.nbcsports.com/bayarea/49ers/jimmie-ward-could-return-injury-49ers-week-10-rams-game
NBに入ったりSに入ったりしています。
2022年は、それほど多くない出場スナップ数でしたが、その中でINTを稼ぎました。ただ、割とパスも許しています…。