2018年のドラフト上位指名候補の一人 Sのダーウィン・ジェームズ(Derwin James)についての記事です。
彼の特徴、長所、短所、合うスキームなどについてまとめていきます。
S ダーウィン・ジェームズ(Derwin James) FSU
Photo by: https://www.lifestylesports101.com/2018-nfl-draft-scouting-report-ss-derwin-james/
プレーしていたポジション
ボックスS、ニッケルバックとしてプレーすることが多い。
他にも、エッジ、Cover 2のSとして最後尾にセットすることもある。
特徴
サイズがある
SEAのSチャンセラーと同じ6’3″とサイズは十分にある。LBとしても使えるサイズ。
ボックスで真価を発揮する選手
後述するが、ランD#が上手くゾーンカバーはそれほどなのでボックスorニッケルで使われると持ち味を発揮できる。
長所
スピードがある
40ヤード4.47とかなりスピードがある。
ランD#が良い
これが彼の最大の長所。ランへの反応、後ろからのあがりが速い。また、タックルは正確でハードタックルも持っている。
マンカバーが上手い
TEやスロットレシーバーに対してプレスマンカバーで抑えることができる。スピード、サイズがあるのでほとんどのレシーバーに対応できる。
ラッシュが上手い
ブリッツをすることが多く効果的なブリッツをする。
また、スナップ前からエッジにセットしてラッシュすることもあり、OLに警戒されていてもプレッシャーをかけれることが多い。これは他のSにはない能力。
versatile
前述したように、エッジからボックス、ニッケル、通常のSと様々なポジションでプレーできる。現在、様々なポジションをこなせる選手が重宝されており、特にSはその流れが顕著。
短所
ゾーンカバーはそこまで上手くない
ゾーンカバーはマンカバーに比べてそこまで上手くない。さらに、1 deepをやるところはほとんど見なかったので、FS的な役割はこなせないか。
ミスタックル
先程タックルは正確と書いたようにミスタックルは少ないが、スピードに乗ったままボールキャリアーに突っ込んでミスタックルすることがある。こういったアグレッシブなタイプの選手にはありがちなミスなのでそこまで気にしなくてもいいと思われる。
NFL選手に例えると
SEAのS キャム・チャンセラー(Kam Chancellor)。
最も持ち味が発揮できるD#の役割
Cover 3のSSやCover 1のSS or ニッケルバックで最も持ち味を発揮できる。パスシチュエーションでLBとして使うのもあり。
合うチーム
Cover 3 or 1を主に使うチーム、最後尾を任せれるFSがいるチームが理想。逆に、2 deep系のカバーが主体のチームだとゾーンカバーに苦しみそう。
17位 LAC:Cover 3と1が主体のチームなのでスキーム的にはぴったり。
18位 SEA:チャンセラーのケガの状態にもよるが、SEAにピックされるとチャンセラーと同じような活躍が期待できる。
まとめ
個人的に非常に注目している選手の一人です。将来的にAll-Proにまで選ばれると思っているので、今後も個別に記事にしていきたいと思います。