2023年のアリゾナ・カーディナルスのドラフト指名選手の紹介の記事になります。
2022年指名選手記事はこちら↓
2022年ARIドラフト指名選手 紹介
- 1. Round 1 Pick 6 (6) Paris Johnson(パリス・ジョンソン) Ohio State OL
- 2. Round 2 Pick 10 (41) BJ Ojulari(BJ・オジュラリ) LSU Edge
- 3. Round 3 Pick 9 (72) Garrett Williams(ギャレット・ウィルソン) Syracuse CB
- 4. Round 3 Pick 31 (94) Michael Wilson(マイケル・ウィルソン) Stanford WR
- 5. Round 4 Pick 20 (122) John Gaines(ジョン・ゲインズ) UCLA IOL
- 6. Round 5 Pick 4 (139) Clayton Tune(クレイトン・チューン) Houston QB
- 7. Round 5 Pick 33 (168) Owen Pappoe(オーウェン・パッポー) Auburn LB
- 8. Round 6 Pick 3 (180) Kei’Trel Clark Louisville CB
- 9. Round 6 Pick 36 (213) Dante Stills(ダンテ・スティルス) West Virginia DL
Round 1 Pick 6 (6) Paris Johnson(パリス・ジョンソン) Ohio State OL
Photo by ADAM CAIRNS/COLUMBUS DISPATCH
Strong Points
○サイズある(6’ 6’’ 313 lbs)
○GもTもできる
○身体能力が高い
Weak Points
×LTの経験は1年のみ
×Strengthが課題
×ハンドテクニックはまだまだ
まとめ
2021年はRGで先発出場、2022年はLTで先発出場しており、G、Tの経験があります。
サイズや身体能力が魅力のOLであるが、強さ、ハンドスキルを今後磨かなければなりません。
Will Andersonが取れたところをトレードダウンして獲得した選手なのでハードルが自然と高くなってしまう。
Round 2 Pick 10 (41) BJ Ojulari(BJ・オジュラリ) LSU Edge
Photo by: https://www.thedailyiberian.com/sports/bj-ojulari-awarded-footballs-no-18-jersey/article_da266e9a-17f4-11ed-83ac-9f252a7c6821.html
Strong Points
○OTを外からまくれる加速・スピードを持つ
○スイム上手い
○パシュートスピードがある
Weak Points
×アンダーサイズ(6′ 2″)
×ランブロックに対して押されがち
×強さがない
まとめ
パスラッシュで活躍するタイプで、ランプレイに対しては押し込まれることが多くプレイにあまり絡めない。一方で素晴らしいスピードを持っており、パスラッシュが魅力。
明確な先発EdgeがいないARIなので、まずは先発を勝ち取ってほしい。
Round 3 Pick 9 (72) Garrett Williams(ギャレット・ウィルソン) Syracuse CB
Photo by: https://dailyorange.com/2021/09/syracuse-football-guide-2021-garrett-williams/
Strong Points
〇リリースの対応が上手い。フェイクに対し体が開かず対応でき、そこからの反転もスムーズ
〇ペナルティが少ない
Weak Points
×トップスピードはいまいち
×ボールへのアクセスがいまいち
△ケガ明け
まとめ
フットワークがいいタイプのCBです。filmがあまりないので正確な判断はできませんがバーストもよさそうです。一方でトップスピードに不安があるためロングパスを許すことがあるのが懸念です。
Round 3 Pick 31 (94) Michael Wilson(マイケル・ウィルソン) Stanford WR
Photo by: https://www.seattletimes.com/sports/seahawks/will-seahawks-fill-third-receiver-need-with-stanfords-michael-wilson/
Strong Points
○魅力的なRAC
○ランブロックに対して積極的であり、さらに上手い
Weak Points
×リリースフェイクは微妙
×ルートランは平均的
×ドロップ癖がある
×怪我歴(過去3年間で14試合のみの出場)
まとめ
出来ることとそうでないことがはっきりしているレシーバーです。RACとランブロックは魅力的ですが、レシーバーとしてまず大事なルートランとキャッチ能力がそこまで高くないのが大きな懸念です。
Round 4 Pick 20 (122) John Gaines(ジョン・ゲインズ) UCLA IOL
Photo by: https://www.si.com/nfl/draft/news/jongainesii
Strong Points
○C、G、Tの経験がある
○高い身体能力
○ランブロッカーとして良いフットワークができる
Weak Points
×Strengthに課題
×パスプロテクニックはまだまだ
まとめ
パスプロよりもランブロックが得意な選手。
高い身体能力を活かしたフットワークが魅力的な一方で、パワー、テクニックが足りない。
Round 5 Pick 4 (139) Clayton Tune(クレイトン・チューン) Houston QB
Photo by: https://vikingswire.usatoday.com/lists/vikings-2023-nfl-draft-scouting-report-houston-qb-clayton-tune/
Strong Points
○ポケット内でタイミングよくステップアップできる
○ショート~ミドルパスは正確
○スクランブル出来る足ある
Weak Points
×ドロップバックで下がりすぎることがある
×ロングパスの精度低い
×肩が弱い
×ひどい判断ミス、パスミスがある
まとめ
しょうもないパスミスがある一方で、しびれる所に通すようなパスもあるQBです。ハイライトだけ見ると、もっと上の順位で指名されてもおかしくないような選手で、良いときと悪いときの差が大きいように感じます。
もしかしたら化けるのでは、と期待したくなるタイプの選手です。
Round 5 Pick 33 (168) Owen Pappoe(オーウェン・パッポー) Auburn LB
Photo by: https://dothaneagle.com/sports/college/auburn/owen-pappoe-in-rare-company-as-two-time-auburn-captain/article_f61d9e38-24bb-11ed-8aa1-53090bee6b09.html
Strong Points
○スピードある
○ゾーンに素早く下がれる
Weak Points
×アンダーサイズで軽量(6’ 0’’ 225 lbs)
×ランプレーで判断が遅く、ブロッカーがセカンドレベルに来てから対応することが多い(TfLは少ない)
まとめ
明らかなアンダーサイズですがスピードが魅力のLBです。ただ、スピードがあるのに全体的に待ちのプレーが多く、判断が遅いです。
Round 6 Pick 3 (180) Kei’Trel Clark Louisville CB
Photo by: https://www.courier-journal.com/restricted/?return=https%3A%2F%2Fwww.courier-journal.com%2Fstory%2Fsports%2Fcollege%2Flouisville%2F2021%2F08%2F31%2Flouisville-football-keitrel-clark-uses-doubters-fuel-drive-acc%2F8138936002%2F
Strong Points
○トップスピードある
○オフマンからのバースト悪くない
○キャッチポイントに対して積極的に競り合う
Weak Points
×腕が短い(29 5/8’’)
×レシーバーを掴みがち
×タックルが不正確
Round 6 Pick 36 (213) Dante Stills(ダンテ・スティルス) West Virginia DL
Photo by: https://wvsportsnow.com/dante-stills-breaks-record-for-most-tackles-for-loss-in-west-virginia-football-history/
Strong Points
○スナップの反応早い
○クイックネスとアジリティが魅力
○先手を取ってギャップに飛び込みペネトレイトできる
○カレッジ55試合で53TfL
Weak Points
×パワー不足