ディフェンシブラインDL ランキング 2016

ディフェンシブラインDL ランキング 2016

現役ベストプレーヤーシリーズです。

注意として、2016シーズンのみのベストプレーヤーではなく、2017シーズン活躍するであろうベスト5です。そのため、2016シーズン単体で活躍した選手はランキングは低いですし、2016シーズンが悪くてもそれまでのシーズンが良ければランキングが高いということもあります。

今回はDLです。

それ以外のポジションはこちらになります。

DL

DLの中でも3-4のDE、NT4-3のDTというインサイドの選手からランキングを作りました。

No. 1 アーロン・ドナルド Aaron Donald (LAR)

All Pro/PFF’s All Pro(2016シーズンにAll Pro/PFF’s All Proに選ばれているかどうか書いています)

54.7Tkl 9.3Sck(過去3シーズンの成績を出場ゲーム数で割って16掛けて、1シーズンで期待されるスタッツを表しています)

化け物です(笑) 単独でオフェンスの作戦を破壊します。パスラッシュ、ランディフェンスともにNo. 1DTです。インサイドラッシャーにもかかわらず、こんなスタッツにもランクインしています。

Photo by: Pro Football Focus

No. 2 J. J. ワット J. J. Watt (HOU)

None/None

74.1Tkl 18.1Sck

化け物2です(笑) Defensive Player of the Year Awardを3度(2012,2014,2015)受賞しています。パスラッシュの際、プレッシャーをかけるだけでなくパスカットを決めることもできます。DI(DLの中でも3-4のDE、NTと4-3のDTというインサイドの選手)の中での歴代Top Grade 3を占めています

Photo by: Pro Football Focus

No. 3 キャンベル Calais Campbell (JAX)

Photo by: http://arizonasports.com/story/997840/denver-columnist-broncos-should-make-a-run-at-calais-campbell/

All Pro 2nd/PFF’s All Pro

59.8Tkl 7.0Sck

3-4のDEとしてランディフェンスが非常にいい選手です。ARIでは彼がダブルチームを引き受けてくれたので、他のラッシャーが1対1で勝負することができ昨シーズンのC・ジョーンズ、ゴールデンの2桁サックコンビが生まれました。2016シーズンは彼のベストシーズンでしたね。

No. 4 ダムコング・スー Ndamukong Suh (MIA)

Photo by: Allen Eyestone / The Palm Beach Post

All Pro 2nd/PFF’s All Pro 2nd

62.0Tkl 6.5Sck

DETからMIAに移籍してどうなるかという不安がありましたが、そんなこと全く心配なかったですね。なんと2016シーズンミスタックルがわずか1回だそうです。

No. 5 ハリソン Damon Harrison (NYG)

All Pro/PFF’s All Pro 2nd

71.0Tkl 1.0Sck

典型的なNTです。PITのハンプトン、元NEのウィルフォークといった歴代屈指のNTに次ぐ選手です。ハリソンのすごいところは、NTとして置き石的な役割をこなすだけでなく、自らランストップするのが多いことです。そのため、普通のNTの選手と比べてタックル数が2倍ほどありあります。

Photo by: https://www.profootballfocus.com/news/pro-how-damon-harrison-has-set-himself-apart-from-all-other-nose-tackles
ここでハリソンについて詳しく書かれています。

ちなみに今回のランキングに惜しくも入らなかったプレーヤーです。

ダレウス (BUF) 、ショート (CAR)、ウィルカーソン (NYJ)、コックス (PHI)、マッコイ (TB)、ケーシー (TEN)、アトキンス (WAS)

個人的にはハンプトンみたいな置石タイプの選手は非常に好きですね。自分はダブルチームを引き受けるからタックルはLBに任せる!みたいないぶし銀いいですね。

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