2024年シーズンのSafetyランキング記事になります。
ランキングは、2024年単年のベストプレーヤーではなく、翌年2025年シーズンに活躍するであろうランキングです。
また、ランキングですが、各メディアランキングと新スタッツPRCV(Pass rating with Coverage snap Adjustment)から作っています。
ランキング選考基準
ランキングは前述のように下記の各ランキングの平均から基本的には決めています。Safetyはパスカバー以外の能力ももちろん大事なので、スタッツのPRCVの重みは小さくしています。
・スタッツ:PRCV(2023年~2024年)
・各種メディアランキング:PFF、ESPN、Madden
PFF:https://www.pff.com/news/nfl-cornerback-rankings-top-32-ahead-of-2025-nfl-season
Madden:https://www.ea.com/ja/games/madden-nfl/ratings/positions-ratings/cornerback/CB
そのランキングが下表の通りです。

また、参考までにCBランキングは下記事です。
NFL CBランキング2024|現役コーナーバックTOP15
SafetyはFSとSSに分けてランキングを作っています。
FSランキング
1位:Xavier McKinney(ゼイビア・マッキーニー)

Photo by: https://spectrumnews1.com/wi/milwaukee/news/2024/09/24/green-bay-packers-xavier-mckinney
AP All-Pro:1st Team in 2024| PFF All-Pro:2nd Team in 2024
60.4 PRCV(2023~2024年シーズンの2年間)(リーグ6位)
GB移籍初年度で8INTと大活躍しました。身体能力はそこまで高くありませんが、読みとQBリードを活かした広い守備範囲が持ち味です。過去2年間のINT / Coverage snapはリーグ4位となっています。
2位:Jessie Bates(ジェシー・ベイツ)

AP All-Pro:2nd Team in 2023| PFF All-Pro:1st Team in 2023
67.6 PRCV(2023~2024年シーズンの2年間)(リーグ10位)
長年、トップクラスのFSとして君臨し続けている選手です。とにかく守備範囲が広くThe Free Safetyです。後ろを任せておけばとりあえずボールに絡んでくれる素晴らしい選手です。
昔、彼についてまとめた記事があるので詳しくはそちらをご覧ください。
Jessie Bates Ⅲの特徴・プレイスタイル
3位:Kerby Joseph(カービィ・ジョセフ)

Photo by MICHAEL CONROY — AP Photo, file
AP All-Pro:1st Team in 2024| PFF All-Pro:1st Team in 2024
39.2 PRCV(2023~2024年シーズンの2年間)(リーグ1位)
Sとして最も大事なボールスキルを持っている若手Sです。2024年は稀有なハイパフォーマンスでした。ちなみにプロ入りからのわずか3年間ですでに17 INTを稼ぐ暴れっぷりです。そのため、過去2年間のINT / Coverage snapはもちろんリーグ1位で、過去2年間のPRCVはダントツリーグ1位と圧倒的な成績を残しています。
ここまでの3人はFSとしてリーグの中で群を抜いていると思います。
4位:Minkah Fitzpatrick(ミンカ・フィッツパトリック)

Photo by Randy Litzinger/Icon Sportswire via Getty Images
AP All-Pro:Not selected| PFF All-Pro:Not selected
94.6 PRCV(2023~2024年シーズンの2年間)(リーグ44位)
持っている能力からすると、上位3人にも全く劣りませんが近年は若干物足りない感があります。2025年再び古巣のMIAに戻るので、存分に能力を発揮して欲しいです。
5位:Jevon Holland(ジェボン・ホーランド)

Photo by: https://www.northjersey.com/story/sports/nfl/giants/2025/03/11/jevon-holland-new-york-giants-nfl-free-agency-miami-dolphins/82261533007/
AP All-Pro:Not selected| PFF All-Pro:2nd Team in 2023
83.0 PRCV(2023~2024年シーズンの2年間)(リーグ31位)
安定したプレーを見せるSです。ギャンブル的なプレーは少なく堅実なタイプでINTを奪うような派手さはありませんが、良いFSです。
昔、彼についてまとめた記事があるので詳しくはそちらをご覧ください。
S Jevon Hollandの特徴・プレイスタイル
6位:C.J. Gardner-Johnson(CJ・ガードナージョンソン)

Photo by Bill Streicher-Imagn Images
AP All-Pro:Not selected| PFF All-Pro:Not selected
70.6 PRCV(2023~2024年シーズンの2年間)(リーグ12位)
5位のHollandと異なり、良いプレーと悪いプレーの差が激しい選手で、評価に困るタイプです。過去2年間でリーグ2位のINT / Coverage snapが示すように、ボールスキルは魅力ですが、ポカがあったりランディフェンスでの貢献が少なかったり一長一短な選手です。
SSランキング
1位:Kyle Hamilton(カイル・ハミルトン)

Photo by: https://www.baltimorebeatdown.com/2023/7/12/23792389/open-thread-how-do-you-see-the-ravens-using-kyle-hamilton-in-2023
AP All-Pro:2nd Team in 2024 & 1st Team in 2023| PFF All-Pro:1st Team in 2024 & 2nd Team in 2023
58.7 PRCV(2023~2024年シーズンの2年間)(リーグ2位)
現代NFLのSの理想系となる選手です。ボックスからワンハイまでどんな役割でもこなせ、さらにパスカバー、ランディフェンス、パスラッシュ全てで活躍できる選手です。まだ若い選手ですが、すでにリーグトップSと言っても過言ではないようなプレーぶりを見せています。
スタッツでも過去2年間のPRCVはリーグ2位と素晴らしいです。
2位:Derwin James(ダーウィン・ジェームズ)

Photo by: https://www.ocregister.com/2024/09/05/chargers-safety-derwin-james-jr-has-raiders-on-his-mind-going-into-week-1/
AP All-Pro:2nd Team in 2024| PFF All-Pro:Not selected
79.6 PRCV(2023~2024年シーズンの2年間)(リーグ24位)
パスカバーも上手いですが、どちらかと言うとランディフェンスやパスラッシュで活きるタイプのSです。NFLでの6年間で平均3.5 Sacks / 17 GamesとSながらサック数を稼いでいます。
3位:Brian Branch(ブライアン・ブランチ)

Photo by: https://www.reddit.com/r/detroitlions/comments/16r7s9e/brian_branch_appreciation_post/
AP All-Pro:Not selected| PFF All-Pro:Not selected
活躍したNBからSに移るということで、懐疑的な声もありましたが見事払拭しました。どのポジションでもプレーできる戦術理解度の高さで、彼がいればチームの戦術の幅が広がります。
総合的な能力が高く、かつ意外とプレッシャー率が高いのがSとしての価値をさらに高めています。
4位:Antoine Winfield Jr.(アントワン・ウィンフィールド)

Photo by: https://triblive.com/sports/bucs-make-all-pro-antoine-winfield-jr-nfls-highest-paid-db-with-4-year-84m-deal/
AP All-Pro:1st Team in 2023| PFF All-Pro:1st Team in 2023
91.7 PRCV(2023~2024年シーズンの2年間)(リーグ41位)
2024年欠場も多く成績を落としましたが、2023年にはAll-Proにも選ばれリーグトップSでした。
小柄ですがブリッツが上手くプレッシャー率も高いです。NFL入りからの5年間で平均4.3 Sacks / 17 Gamesと前述のDerwin Jamesより多いサック数を記録しているのが信じられません。
5位:Budda Baker(ブッダ・ベイカー)

Photo by: https://jetsxfactor.com/2023/04/15/ny-jets-trade-budda-baker/
AP All-Pro:2nd Team in 2024| PFF All-Pro:Not selected
108.2 PRCV(2023~2024年シーズンの2年間)(リーグ62位)
タックルマシーンです。後ろからブロックを交わしながらものすごいスピードでランナーに突っ込んで、そのままタックルを決め切ります。1人だけ寄せのスピードがおかしいです。
ただ、パスカバーが苦手でさらにボールスキルも低いのが評価を下げている要因です。
6位:Julian Love(ジュリアン・ラブ)

Photo by Jane Gershovich/GettyImages
AP All-Pro:Not selected| PFF All-Pro:Not selected
82.1 PRCV(2023~2024年シーズンの2年間)(リーグ28位)
ランディフェンス能力が高く、まだ若いので今後が楽しみな選手です。
7位:Brandon Jones(ブランドン・ジョーンズ)

AP All-Pro:Not selected| PFF All-Pro:2nd Team in 2024
72.3 PRCV(2023~2024年シーズンの2年間)(リーグ13位)
今年2024年MIAからDENに移籍し大ブレイクしました。パスカバーが素晴らしいです。
8位:Justin Reid(ジャスティン・リード)

Photo by: https://www.foxnews.com/sports/chiefs-justin-reid-says-he-was-asked-kneeling-national-anthem-draft-interviews
AP All-Pro:Not selected| PFF All-Pro:Not selected
93.3 PRCV(2023~2024年シーズンの2年間)(リーグ42位)
KCに移籍前のHOU時代から活躍し続け、さらに今年NOに移籍します。特別大きな欠点もなく、過去複数チームで活躍し続けています。
9位:Harrison Smith(ハリソン・スミス)

Photo by Ric Tapia/GettyImages
AP All-Pro:Not selected| PFF All-Pro:Not selected
79.5 PRCV(2023~2024年シーズンの2年間)(リーグ23位)
今年2025年で36歳と大ベテランですが、いまだに様々な場面で活躍できる力を持っています。
MINのDC Brian Floresが複雑なディフェンスを構築できたのは、彼の戦術理解度の高さとどんな役割でも任せられる能力のおかげです。