カーディナルスの新HCについての記事になります。
かなり時間がかかりましたが、新HCはスティーブ・ウィルクスに決定しました。
Photo by: https://twitter.com/AZCardinals
長いこと待っていたのでほっとしました。また、時間がかかっていたのであまりいい人が来ないんじゃないかという不安がりましたが、杞憂に終わってよかったです。
CBピーターソンも喜んでいるみたいですね。
I LOVE IT.
— Patrick Peterson /P2 (@P2) January 22, 2018
ウィルクスの紹介
スティーブ・ウィルクスは今シーズンはパンサーズのDCを務めていました。CARでは2012年からコーチをしており、DBコーチ等を経て今シーズンからDCを務めました。
昨年のCARのD#の成績は、
得点は11位(ARIは19位)
ヤードは7位(6位)
パスヤードは18位(14位)
ランヤードは3位(6位)
サック数は3位(17位)
となっています。
ウィルクスのD#の特徴
ここからはウィルクスがCARでやっていたD#の特徴をまとめます。
1. 4-3を用いる
ARIは3-4ですが、CARは4-3を使っていました。そのため、ここは変更になるのではと言われています。ですが、今シーズンARIはほとんどのプレーで4-2-5(2 DI、2 Edge、2 ILB、2 CB、3 S)を使っていたので、そこまで大きな変更ではないかと思われます。
今のメンバーを4-3に当てはめると、
NT:ラッカー
3テクDT:キムディーチ(先発を任せれる存在になってほしい)
DE:C・ジョーンズ、ゴールデン
LB:ブキャノン、レディック、ダンズビー
かなと。今とあまり変わらないですね。
2. ゾーン主体のパスカバー
ARIはマン主体ですが、CARはゾーン主体でした。この点については、大きく変わる可能性があります。
ARIはパトピーやマシューなどマンカバーが得意な選手がいるため、Cover 1を主体とするパスカバーでした。そのため、ゾーンになるとどうなるのか不安はかなりあります。パトピーに関しては、タイトマンカバレジが持ち味の選手ですし…。それでも、ゾーンの引き出しができるのは良いことです。
3. アグレッシブなプレーコール
今シーズンCARはパスプレイのうち45%のプレイ(NFLで2番目に多い)でブリッツを入れ、50サック(3番目に多い)を奪っています。ARIもブリッツは多いチームなので、このスタイルは合うと言われています(現NYJのHCボールズがARIのDCのときはリーグトップ)。
唯一気になるのは、2.のゾーン主体になった場合どうなるかだけですね。
また、DCに関しては、現DCのベッチャーが抜け、CARからコーチを連れてきてDCに据えるとゆう噂があります。
ARIのD#はいい選手が揃っているので、ウィルクスがどんなD#を構築するか楽しみです!最後まで読んでいただきありがとうございました。