2022年ARIドラフト指名選手 紹介

2022年ARIドラフト指名選手 紹介

2022年のアリゾナ・カーディナルスのドラフト指名選手の紹介の記事になります。

3順までの指名選手を紹介します。

 

Round 2 Pick 23 (55) 
Trey Mcbride(トレイ・マクブライド) Colorado State TE

Photo by: https://www.fortmorgantimes.com/2022/04/24/trey-mcbride-joel-dreessen-nfl-draft/

Strong Points

◦良いランブロック
◦安定したキャッチ(WRレベルまではいかないがある程度の競り合いには勝てる)

Weak Points

×スクリメージからルート出るときに捕まるとなかなか振りほどけない
×オープンフィールドや2ndレベルのランブロックの際、相手のフェイクで交わされることも
×ルートの切れはそこまで
×ミドル以上がない
△パスプロのサンプル数少ないので不明
×1TDのみと狭いエリアで独力でオープンになるのは苦手

まとめ

ブロックもパスキャッチも高いレベルでこなせるTEです。

今年2022年最初に指名されたTEだけあって総合力は今年の候補選手の中で1番です。最近のトレンドの、主にパスキャッチで活きるタイプではなく、ランブロックも安定してこなせる万能タイプです。

パスレシーブについては、近年のNFLトップレベルのTEほどのルートランの切れはないですが(逆に言うと最近のTEのルートランの切れは異常)、安定してキャッチもこなせます。

ARIはTEは高いニーズではなかったのですが、今年のトップ選手が残っていたのでBPAで指名しました。Maxx Williamsがケガからの復帰が不透明ということで指名しました。

 

Round 3 Pick 23 (87) 
Cameron Thomas(キャメロン・トーマス) Carlsbad Edge

Photo by: https://mobile.twitter.com/cameronthomas44

Strong Points

◦0テク、3テク、5テク、7テクでの全てでのプレイ経験がある
◦高いランディフェンス能力(今年20.5 TFL)
◦ハンドテクニックが豊富でブロッカーをかわせる
◦スクリメージをランナーが超えてもしっかり追っていく

Weak Points

×エッジからまくれる程のスピード、緩急はない
×パワー不足

まとめ

基本的にはエッジラッシャーですが、3テク、5テクなどの内側にもセットできます。

ラッシャーとしては、スピードラッシュ、ブルラッシュどちらも特別優れているわけではありませんが、ハンドテクニックが優れており、それでブロックを交わしていきます。スタッツは立派なもので、今シーズン20.5 TFL 10.5Sckを記録しています。さらに77プレッシャーと十分以上のプレッシャーをかけることができています。

一方で特別優れた持ち味、スピードがなく器用貧乏パターンになりかねません。

 

Round 3 Pick 36 (100) 
Myjai Sanders(マイジェイ・サンダース) Cincinnati Edge

Photo by: https://www.nfldraftbuzz.com/Player/Myjai-Sanders-DE-Cincinnati

Strong Points

◦スナップ時の加速
◦ランプレイ時の判断良い

Weak Points

×身長に対して軽いためランプレイで押される。ブロックの受け方が悪い
×ラッシュ中バランスを崩しがち
×一度ブロックに捕まるとなかなか交わせない

まとめ

先程のCameron Thomasと変わって、スピードタイプのラッシャーです。スナップの際の加速、爆発力が持ち味です。一方で、体重が軽いため捕まると押されがちです。

 

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