DBお手本動画集その2

DBお手本動画集その2

DBのお手本になるようなパスカバー、ランDの動画をまとめた記事になります。

以前にあげたDBお手本動画集その1の記事はこちらになります。

今回の内容は、CBについては基本ともなるプレスマンカバーTrail technique。FSについてはシングルハイのパスカバー、そして最後におまけにたまたま見つけたSSトロイ・ポラマルの異常なランDです。

Photo by: Mark J. Rebilas-USA TODAY Sports

CB

プレスマンカバー

こちらはARIのパトリック・ピーターソンの動画です。カルビン・ジョンソンことメガトロンのマッチアップをまとめたものです。

1つ目のマッチアップでは、体をメガトロンの方に寄せて自由にルートを走らせません。おそらくこの段階で、イン系や縦系のルートではないと判断していたのではないでしょうか。メガトロンのブレイクからの反応が桁違いです。投げていようもんならINTですね。
2つ目のマッチアップもブレイクに対する反応が神懸っています。ちなみに、ピーターソンはルートを先読みするタイプではなく、レシーバーのブレイクに対して圧倒的な身体能力を活かしてレシーバーに追いつく後追いタイプのCBです。
4つ目のINTのプレイでは、リリース後に上手く右手でJamしています。そして完璧なタイミングで振り返ってから素早くボールを見つけるターンボールにも関わらずこの切り返しができる体幹の強さ
この動画に共通して言えるのが無駄なステップが全くありません。彼は正直あまり参考になるタイプの選手ではないですが(笑)、ブレイクに対する反応の速さとそこから素早く寄せれるスピード、アジリティ、そしてステップ、フットワークはぜひ注目してください。

 

次はダレル・リービスの動画です。元HOUのアンドレ・ジョンソンとのマッチアップです。

まず初めのアンドレ・ジョンソンの軽いフェイクにも全くつられずしっかり足を動かし続けています。(リービスはダブルフェイク系には強いです。)そしてそこから右手と体を使ってレシーバーに走りたいコースを走らせていません。

 

Trail technique

Trail techniqueは主に後ろにSのヘルプがあるとき(Cover 2 Manやダブルカバー等)に用いられるマンカバーのテクニックです。(記憶に新しいところでは、2018年のAFC ChampionshipのNE vs KCでWRヒルを抑えるためにNEがダブルカバーでCBにTrail techniqueを使わせて1キャッチに抑えました。)後ろにSがいるのでCBはロングパスはそこまで警戒する必要がなく、ショート~ミドルパスを重点的に抑えることを目的としています。
ポイントは、まずスラントやイン系のルートのショートパスを抑えるためにレシーバーにアウトサイドリリースをさせ、そこからロング以外のパスをカバーするためにあえてレシーバーを先に行かせ後追いします。レシーバーの背番号を追うような形です。そしてレシーバーが振り向けばCBも振り返りボールを探します。

このテクニックは難しいですがTENのマルコム・バトラーはこれが上手いです。こちらはそんな彼の動画です。

ここではレシーバーがインサイドリリースしようとしていますが、バトラーがそれより早く内側に向かいアウトサイドリリースせざるを得ない状況にしています。そして狙い通りアウトサイドリリースをさせた後は、レシーバーの背中を追いながらレシーバーの動きに合わせています。そしてレシーバーが振り返った瞬間にバトラーも振り返ってパスカットしています。

 

FS

シングルハイ

シングルハイFSの動画です。シングルハイFSについてはこちらの記事にまとめているのでご覧ください。(優れたシングルハイFSの見分け方

 

S

ランD

こちらはYoutubeでアメフト勉強中にたまたま見つけた元PITのSSトロイ・ポラマルのランディフェンスの動画です。説明不要の異常なプレイです。

1:25:57~のプレイになります。

 

まとめ

今回は、CBの基本であるプレスマンカバーとTrail techniqueの動画。そして、FSについてはシングルハイのパスカバー、そして最後にたまたま見つけたSSトロイ・ポラマルの異常なランDを紹介しました。

以前にあげたDBお手本動画集その1の記事はこちらになります。

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