DBお手本動画集その1

DBのお手本になるようなパスカバー、ランDの動画をまとめた記事になります。

簡単な解説も入れてみました。

パスカバー(個人)

Cover3のCB

LARのCBアキーブ・タリブのCover3のパスカバーの動画です。

Cover3の外CBはフィールドの方を向きサイドステップでディープに下がることが多いです。タリブもサイドステップで下がりながら、QB、対面のレシーバー、#2レシーバーをしっかりと見ています。このプレイのようにゾーンの場合は、対面のレシーバーより自分のゾーンに入ってくるレシーバーをどれだけ見れるかが重要になってきます。
タリブのこの辺の読みは素晴らしいものがあります。

Cover4のCB

JAXのCBジャレン・ラムジーのおそらくCover4のパスカバーの動画です。

何といってもフットワークが滑らかで無駄な動きがありません。地味ですが普段からのフットワークの練習の賜物ですね。

Cover1のFS

CLEのSジャブリル・ペッパーズのCover1のパスカバーの動画です。

シングルハイのFSは非常に難しいポジションで、判断が遅い・動き出しが遅い・スピードがないとプレーに全く絡むことができません。かといって動き出しが早すぎると、QBに逆サイドに投げられロングパスを許してしまうこともあります。そのため、QBが逆を付けないぎりぎりのタイミングで動き出す必要があります
このプレーでは、ペッパーズはQBの投げ始めるモーションを見てからの完璧な動き出しです。これより早ければQBに逆を突かれ、これより遅ければボールに間に合いません。
こういったシングルハイのお手本となる選手はSEAのFSアール・トーマスで、彼は読みが素晴らしくさらにスピードもあるので守備範囲がかなり広いです。また、ランDにもからめるよう彼は最初のポジションが浅いことが多いです。パスの場合はそこからバックペダルで下がりながら対応できるのも彼のストロングポイントです。

TEのマンカバー

今年大活躍のLACのルーキーSSダーウィン・ジェームズの対TEのマンカバーの動画です。

彼はマンカバーのQB Ratingが4.7と異常な数字を叩き出しています。

ランD

NYJのSSジャマール・アダムスのランDの動画です。

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パスカバー(チーム)

ディスガイズ編

以前こちらの記事でパスカバーの読み方についてまとめましたが、そのやり方を用いるとスナップ前のこの体型はCover2 Manになると思います。しかし、これはディスガイズされており、実は相手MINオフェンスの中心選手シーレンとディッグスを抑えるために彼ら2人に対してダブルチームを敷くパスカバーとなっています。

現代NFLはパスハッピーな時代で、ディスガイズなしでパスオフェンスを抑えるのは困難になっています。そのため、こうしたディスガイズが使われることがあるので、そういった部分に注目しながら試合を見るとさらに面白いかもしれません。

こちらは今週Week16 WASvsTENの4Qの試合を決めたFSバイヤードのINT動画です。
これもディスガイズされています。スナップ前はバイヤードのシングルハイでしたが、そこから外CBのブリッツが入りCover2になっています。QBからしてみればプレリード時点ではではいないと思っていたはずの位置に選手がいてパスがINTされています(ブリッツのプレッシャーでコントロールミスしたことも重なった)。

まとめ

以上上手いプレーなどをまとめました。

DBお手本動画集その2の記事はこちらになります。

今後もブログでこういった感じでまとめていきたいと思います。また、Twitterではここに挙げたもの以外のプレーなど様々なことをもツイートしているので、良ければフォローお願いします。アカウントはこちら

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