2017年カーディナルスのまとめ(DL、LB編)

2017年カーディナルスのまとめ(DL、LB編)

2017年今シーズンのアリゾナ・カーディナルスのDLとLBについてのまとめの記事になります。

シーズンが終わったので、選手ごとに成績、コメント、来季の契約などについてまとめて、ポジションごとに来季の展望を話していきたいと思います。

 

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WR、TE、OLについてはこちら

CB、Sについてはこちら

 

DL

フロスティー・ラッカー 34歳

http://www.azcardinals.com/news-and-events/article-2/Frostee-Rucker-Returning-To-Cardinals/c76658e8-8aca-4490-8af3-44e48d5bbe55

16G 29Tkl 1.5Sck 1PD 0INT 0FF

今シーズン2017年、DLの中で最もスナップ数が多かったです。スタッツは地味ですが、貢献度はそれ以上だと思います。

来季:UFA

ネックは何といっても年齢ですね。DLは他に若い選手が多いので、契約はどうなるでしょう。

コーリー・ピーターズ 29歳

12G 22Tkl 1.0Sck 1PD 0INT 0FF

来季:2020年までの契約あり

シーズン途中に20120年までの契約を結びました。DLの中心選手です。

オルセン・ピア 26歳

14G 30Tkl 5.5Sck 2PD 0INT 1FF

チーム2位のサック数を記録する活躍を見せました。

来季:ER

ジョシュ・マウロ 26歳

13G 22Tkl 1.0Sck 1PD 0INT 0FF

来季:2018年までの契約あり

ロドニー・ガンター 25歳

16G 17Tkl 1.0Sck 0PD 0INT 0FF

来季:2018年までの契約あり

ザビエル・ウィリアムズ 25歳

11G 20Tkl 0.5Sck 0PD 0INT 1FF

来季:RFA

ロバート・キムディーチ 23歳

12G 11Tkl 0Sck 0PD 0INT 1FF

今シーズンはDLの中で最もスナップ数が少なかったです。元ドラフト1巡選手だけに、活躍する姿が見たいです。

来季:2019年までの契約あり

DLの来シーズンの展望

最もスナップ数が多かったラッカーがUFAなので、再契約するかが焦点です。

オフの補強の必要性:中(大、中、小の3段階で)

もしラッカーと再契約しなくても頭数は揃っています。またこのポジションは20代の選手が多いです。しかし、若いだけにチームの中心選手として活躍できている選手がいません。

 

OLB

チャンドラー・ジョーンズ 27歳

Photo by: Norm Hall/Getty Images

16G 59Tkl 17.0Sck 3PD 0INT 2FF

リーグトップのサック数、ロスタックル数を記録するなど大活躍でした。パスラッシュは数字通りの能力の高さで、またそれだけでなくランディフェンスもエッジの選手として非常に優れています。

来季:2021年までの契約あり

来季はより警戒されるでしょうが、同じような活躍をもう一度見たいです。

マーカス・ゴールデン 26歳

4G 11Tkl 0Sck 0PD 0INT 0FF

シーズン序盤でケガによりシーズンエンドとなってしまいました。昨シーズン2016年に活躍して期待されていただけに来シーズンの復帰を期待します。

来季:2018年までの契約あり

今シーズンは0サックだったので、昨シーズンの活躍がたまたまでないことを証明してほしいです。

カリーム・マーティン 25歳

16G 24Tkl 1.0Sck 3PD 1INT 1FF

シーズンエンドとなったゴールデンに代わりエッジに入りましたが、わずか1サックと代わりとなることはできませんでした。

来季:UFA

若いですが、スナップ数が多かった割にインパクトを与えることができなかったので、再契約はしないと思われます。

OLBの来シーズンの展望

ゴールデンが復帰すれば、昨シーズンのようにC・ジョーンズと盤石の布陣です。控えにもう一人いれば完璧です。

オフの補強の必要性:小(大、中、小の3段階で)

控え要因が必要なぐらいです。

 

ILB

デオン・ブキャノン 25歳

http://deonebucannon.com/photos/

12G 82Tkl 1.0Sck 3PD 1INT 2FF

ケガで出遅れましたが、シーズン途中から復帰しました。そこまで目立つことはありませんでしたが、安定していました。ただ、ILBコンバート後からの長年の課題である軽さが目立つ場面もあります。ランディフェンスでブロッカーに簡単に処理されてしまうことがあるのはどうしようもないのでしょうか。

来季:2018年までの契約あり

相方のダンズビーがUFAなので、来シーズンはランディフェンスでより頑張る必要があります。

カルロス・ダンズビー 36歳

16G 95Tkl 1.0Sck 4PD 1INT 0FF

ARIでのプレーは3回目で36歳になりましたが、相変わらず安定した動きを見せてくれます。

来季:UFA

プレーだけから見れば再契約してほしいですが、36歳なのでどうなるか分かりません。まだまだできると思うので、個人的には再契約して欲しいです。

ハーソン・レディック 23歳

http://www.azcardinals.com/news-and-events/article-2/Haason-Reddick-Thinks-Outside-The-Box/d8da0ab6-117c-4f3a-8e58-f02e6460efd7

16G 36Tkl 2.5Sck 0PD 0INT 2FF

今年のドラフト1巡ルーキーです。主にILBでプレーしましたが、先発OLBのゴールデンのケガもあり、エッジでプレーすることも多かったです。随所に光るプレーを見せてくれましたが、全体で見れば1巡指名に見合う活躍はできませんでした。ただ、もともと即戦力タイプの選手ではなかったので来シーズンに期待します。

来季:2020年までの契約あり

先発OLBゴールデンがケガから復帰すれば、エッジではなく予定通りLBとしてプレーすると思います。

ジョシュ・バインズ 28歳

14G 36Tkl 1.0Sck 3PD 1INT 2FF

ブキャノンのケガなどの際、代わりを務めました。思った以上の出来でした。

来季:UFA

できれば再契約をしてほしいです。

ILBの来シーズンの展望

現在、主力となる選手はブキャノンとレディックです。ダンズビーかバインズどちらかの選手とは再契約すると思います。

オフの補強の必要性:小(大、中、小の3段階で)

ダンズビー、バインズどちらも残留しなかった場合は誰か獲る必要が出てきます。

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