2022年のDraftのCB候補についてまとめた記事になります。
Sについてはこちらの記事になります。
Ahmad Gardner、Derek Stingley、Trent Mcduffie、Kaiir Elam、Andrew Booth、の5人を紹介したいと思います。
Ahmad Gardner(アームド・ガードナー)/Cincinnati
Photo by: Robin Alam/Icon Sportswire via Getty Images
Strong Points
◦サイズがある(6′ 3″)
◦ウィングスパンが長い(33 1/2″)
◦リリースの際のチェックが上手い
◦プレスマンもゾーンも色んなカバーを経験済み
Weak Points
△サイズがあるが故にトランジョンがいまいち
×ブレイク後の爆発力はない
×リリースの際のチェックを交わされると置いていかれることが多い
まとめ
手で抑えるフィジカルタイプのCBでプレスマンで活きます。
逆にそこを大きく交わされると、後から追いつくリカバリーはないです。ただこのサイズにしては十分なアジリティ、フットワークがあるので安定して活躍できそうです。
Derek Stingley(デレク・スティングリー)/LSU
Photo by: https://www.andthevalleyshook.com/2021/8/7/22614377/jersey-numbers-updated-for-football
Strong Points
◦ハンドチェック打てる
◦マンツーのリリース時、反転せず我慢できる
◦バックペダルからスムーズに反転できる
◦ゾーンカバー時、しっかりQBを見れる(その一方でレシーバーを見失うことも…)
◦ボールスキル高い(25試合で6INT、20PD)
Weak Points
×怪我歴
×腕が短い(30 5/8″)
×リリースの時、イン系のコースに逆つかれる。インからスムーズにリリースを許す
×ゾーンカバー時、自分のエリアにレシーバーが来ない時に絞れない
まとめ
瞬間風速だけで言うとトップクラスのCBで、ボールスキルが高いのが特徴。
マンカバーが上手くリリースからバックペダルの動きがいい。
ただ結果的にINTになったプレーでも抜かれていることが目につくのが懸念。結果的にQBのミスで事なきを得ているプレーが、体感多い気がします。
その他、ケガが心配です。
Trent Mcduffie(トレント・マクダフィー)/Washington
Photo by Joe Nicholson-USA TODAY Sports
Strong Points
◦リカバリースピードはトップクラス
◦腰の反転がスムーズで切り返しにロスがない、アジリティが高い
◦ゾーンの対応が上手い(後から自分のゾーンに入ってくるレシーバーにも上手く対応できる)
WeakPoints
×腕が短い(29 3/4″)
△プレスマンの経験は少ない
×ボールスキル低い(27試合で2INT8PD)
まとめ
フットワークが抜群に上手いCBです。
ターゲットになることが少なく判断材料が少ないですが、マン・ゾーン共にフットワークを活かした良いカバーを見せています。サンプル数が少ないですが、上2人より活躍する可能性は十分にあると思っています。
Kaiir Elam(カイラー・イーラム)/Florida
Photo by: https://gatorswire.usatoday.com/2021/12/14/florida-football-kaiir-elam-todd-mcshay-2022-nfl-draft-mock/
Strong Points
◦サイズ(6′ 1 1/2″)とスピード(40Yard 4.39)を兼ね備える
◦リリースフェイクに対して落ち着いて対応できる(逆に落ち着きすぎて足が止まることも…)
◦ボールを叩くのが上手い
◦全体的にカバーは上手い
Weak Points
×腕短い(30 7/8″)
×反則が多い(掴みがち)
×前に来たボールへの反応が遅い
×Cover3で下がりすぎて奥以外のコースをカバーするのが苦手
まとめ
大きな欠点はない安定したCBです。そのため、スキームを選ばないのがいいですね。
逆にこれといった持ち味もないので器用貧乏タイプになる可能性もあります。
Andrew Booth(アンドリュー・ブース)/Clemson
Photo by AP Photo/Sean Rayford
Strong Points
◦バックペダルで我慢できる
◦滑らかなバックペダル
◦良くも悪くもギャンブルタックルをする
◦ランプレーの際、CBにしては珍しく積極的にブロックを外そうとする
◦ランでもパスでもアクロバティックプレイを見せる
Weak Points
×フィジカルの弱さからミスタックルが目立つ
×バランスを崩してドフリーにすることも
まとめ
ランDでもパスDでもハイライトに残るようなプレーをできるビッグプレイメーカーです。
フィジカルが弱いのが懸念で、CBにしてはランDへの意識が高いですが、ハイライトに残るようなビッグヒットを残す一方で、1プレー1プレー見ていると、簡単にブロックに捕まったり、タックルミスしていたりします。