この記事はDBのタイプ分けについてになります。
というのもPFFでThe NFL’s prototypical defensive backs for each secondary position heading into 2019という記事があったのでそれを踏まえて、私なりのタイプ分けをしていきたいと思います。
PFFとはカテゴリを少しだけ変えて次のようなタイプ分けにします。
CBは、Press Man CB、Off Man/Deep Zone CB、Slot CB、Ball Hawk CBの4つ。
Sは、Big Nickel/Dime LB、Versatile/Do-Everything S、Split-Field S、Single-High S、Ball Hawk Sの5つです。
CB
各タイプを簡単に説明します。
Press Man CB
これは、レシーバーの目の前に立ってベタベタのマンカバーをするのが得意なCBです。このタイプをさらに分けると、身体能力が飛びぬけているタイプ、jamが上手いタイプなど様々なタイプのCBがいます。
Off Man / Deep zone CB
これは、Cover 3のようなディープをカバーしたり、クッションを取ってQBやレシーバーを見ながらカバーするのが得意なCBです。読みが長けているタイプです。一般にこのタイプのCBはボールホークであることが多いです。
Slot CB
大外ではなくスロットをカバーすることが多いCBです。小柄でアジリティが高いCBが多いです。
Ball Hawk CB
INTやPDなどボールに絡むのが得意なCBです。ゾーンカバーが上手いCBはだいたいこのタイプです。ビッグプレイを狙いすぎてパスキャッチを許しがちな選手もいます。
S
各タイプを簡単に説明します。
Big Nickel / Dime LB
パスシチュエーションではLBの位置にも入れるSSタイプのSです。パスカバーよりランDが得意なSです。最後尾よりは前目にいることが多いです。
Versatile / Do-Everything S
何でもできる、どんな役割でもこなせるタイプのSです。前目から最後尾までどのポジションでもある程度のレベルでこなせます。現代NFLではこのタイプのSが重要となってきています。
Split-Field S
Cover 2などの最後尾をS2人で守るのが得意なSです。Singl-highを高いレベルでこなせるほどの守備範囲はないですが、限られた守備範囲ならINTを奪ったり、ランの時の上りが速いタイプです。
Single-High S
最後尾を1人でカバーできる守れる範囲の広いタイプのSです。最近は人材が枯渇しています。
Ball Hawk S
INTを奪えるSです。いくらランDやパスカバーが良くても、Sはやはりこの能力がないと厳しいです。