2020年のアリゾナ・カーディナルスのドラフト指名選手の紹介の記事になります。
- 1. Round 1 Pick 8 (8) Isaiah Simmons(アイザイア・シモンズ)LB/S
- 2. Round 3 Pick 8 (72) Josh Jones(ジョシュ・ジョーンズ)OT
- 3. Round 4 Pick 8 (114) Leki Fotu(レキ・フォートゥ)DT
- 4. Round 4 Pick 25 (131) Rashard Lawrence(レシャード・ローレンス)DT
- 5. Round 6 Pick 23 (202) Evan Weaver(エバン・ウィーバー)ILB
- 6. Round 7 Pick 8 (222) Eno Benjamin(イーノ・ベンジャミン)RB
Round 1 Pick 8 (8) Isaiah Simmons(アイザイア・シモンズ)LB/S
Photo by: https://www.sportingnews.com/us/nfl/news/isaiah-simmons-nfl-combine-twitter-dominated/v6snzzai3pu71j1cm4r313lqm
彼の特徴についてはこちらの記事(https://nfl-cardinals.com/draft-s-2020)でまとめていますので、ご覧下さい。
また、シモンズをARIでどう使うかについてはこちらの記事(https://nfl-cardinals.com/isaiah-simmons-ari)でまとめているので、時間のある際にこちらもご覧下さい。
Round 3 Pick 8 (72) Josh Jones(ジョシュ・ジョーンズ)OT
Photo by Robert Sellers , 247Sports
Tとしては9番目に指名されましたが、ドラフト前はもっと上位で指名される予想もあった選手です。NFL公式サイトでは上位4人のTに次ぐ評価、PFFでは1巡指名候補とも言われており、この順位で獲得できたのは幸運です。
選手としての特徴は、フィジカルはNFLレベルですがテクニックが足りないと言われています。しかし、その課題のほとんどはコーチングできると言われています。
いきなり先発は厳しいでしょうが、シーズン途中からでも見てみたい選手です。RTの先発候補です。
Round 4 Pick 8 (114) Leki Fotu(レキ・フォートゥ)DT
Photo by Christian Petersen/Getty Images
Height:6′ 5″、Weight:330 lbsと素晴らしいサイズを持ったDTです。そのサイズとパワーが魅力の選手です。また、一歩目のスタートも良く、サイズの割にスピードもあります。
しかし、パスラッシュのバリエーションが限られており、ラッシャーとしては苦戦しそうです。NT候補です。
Round 4 Pick 25 (131) Rashard Lawrence(レシャード・ローレンス)DT
Photo by Derick E. Hingle-USA TODAY Sports
先程のFotuに引き続きDTを指名しました。ニーズだったのでDT 2枚指名は良かったと思います。カレッジでは、1テク~エッジまで様々な位置にセットしていました。見ている限りこれといった大きなストロングポイントが見当たらないのが気になりますが、スナップの反応が良い、逆サイドのプレーにもからめる選手です。また、カレッジ時代はチームリーダーであり、ハードワーカーでもありました。
ただ身長が小さく、フットワークは改善が必要です。Fotuと同じくラッシャーとしてのテクニックはそこまでです。
Round 6 Pick 23 (202) Evan Weaver(エバン・ウィーバー)ILB
Photo by: https://athlonsports.com/college-football/cal-football-repping-no-89-and-spokane-evan-weaver-shines-golden-bears
ランDに優れたLBです。タックルが正確で過去2年の平均タックル数は168です。2,30年前なら1巡指名されていると評価されています。
というのも、身体能力が低く、ゾーンカバーのQBリードも甘く現代NFLで重要なパスカバーがいまいちという2ダウンLBであるためです。ボックス内では優れた選手ですが、オープンへのプレイに対してパシュートのスピードがいまいちです。
ランDがいいだけに、使い方次第ではチームに貢献できると思います。
Round 7 Pick 8 (222) Eno Benjamin(イーノ・ベンジャミン)RB
Photo by: https://theathletic.com/929037/2019/04/17/arizona-state-football-eno-benjamin-blueprint-nfl-dream-improvement/
カット、スピンが上手いRBです。オープンフィールドで1対1になればだいたい相手をかわせます。さらにボディバランスが良く、タックルされても数ヤードゲインすることができます。
一方で、サイズが小さくパワー不足、パスプロがひどいという分かりやすい特徴の選手です。また、レシーバーとしてはシンプルなルートばかり走っていました。
タイプ的に、2番手RBのChase Edmondsと被るのが気になります。